ジムの乗るグリフォンはA-MAXの実験施設で使用されたシステム実験機で、そのためショルダーターレットや両腕のマルチパーパスウェポンステーションは装備されていないが、コンフォームド・アレイ・アーマーは装備されている。また、テストデータ受信用の高速データリンク(ラビットアンテナ)、システムテスト用大容量外部マウント、バランスコントロール専用コンピューター、マニュピレータ付きアーマーラックなど、戦闘に関係のない部品がそのまま残されている。
 このグリフォンはジムの加入が決定したときにBOSSが払い下げて貰ったもので、ボロボロで実用に耐えない機体よりは新型の実験機の方がよいと考えたのだが、この状態は予想しなかったようだ。
 ジムのグリフォンは、コンフォームド・アレイ・アーマーのおかげでアベンジャーを上回る防御力を有しているものの、戦力的にはノーマルアベンジャーを上回るノーマルグリフォンのレベルには及ばず、LVFのバイパーよりやや上といった程度になっている