A-MAX VF-9グリフォンはA-MAXが開発した次世代VFで、VF-7SV(ストライク・ワイバーン)をベースに設計され、VF-7SVに準ずるスペックを持ちながら、VF-7SVでは不可能だったクルーズモードまで変形が可能になっている。
 グリフォンの両肩にマウントされている盾は、VFに初めて採用されたコンフォームド・アレイ・アーマー・システム(適合個別装甲システム)と呼ばれる、内部に超伝導コイルを持つ専用のアレイ・アーマーである。これは標準的なプラズマフィールド制御用コイルを内蔵した適度な大きさの装甲版やその破片を磁場によってアーマーベースに固定するもので、戦闘で破損した盾を、破壊した敵の装甲版の破片で補修することも、状況に合わせて減/増厚することも可能となっている。  
 VF-7SVで実用化されたショルダーアームアーマーはクルーズモードへの適合が間に合わなかったために見送られ、VF-9Cとして現在開発中の機体に採用される見通しとなっている。