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俺は昔、この町‘夢幻'に捨てられていたらしい。
それを拾ってくれたのが俺の母代わりであり、
家族であり…恋人のような「マナ」だ。
今はこの町に二人で暮らしている。
時々はふたりで買い物に出かけ、
町の人々と何気なく触れ合って、
何気ない会話をして、
何気なくマナと生活している…。
いつも俺に優しいマナ。
娘(モエミ)をとても愛している晴子さん。
逆に母をとても大事にしているモエミ。
とてもおしゃべりなさえか。
いつも野原に座って
だれも見ることができないものを見る少女雪江。
温泉宿の経営者でいつも一緒のユリと彩。
温かいみんなのいるこの町で俺は、幸せだと感じている。
もちろんこれからも…。
ずっと。
マナと二人で…。
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